子どもの本は世界の架け橋

子どもの本は世界の架け橋
商品番号 1830
作家 イェラ・レップマン 著 , 森本真実 訳 前書き・島多代(IBBY元会長)/ 後書き・松岡享子
年齢の目安 大人から
ページ数 272ページ 口絵入り
サイズ 19×14cm
価格 定価 2,160円(本体 2,000円)
ISBN 978-4-7721-9037-4
発行年 2002年発行
  全国学校図書館協議会選定
日本図書館協会選定

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ミュンヘン国際児童図書館、国際児童図書評議会(IBBY)創設者の自伝的記録。子どもの本は精神の糧となり、世界の人々の心を結びつけるという信念をもち、大戦後の荒廃したドイツで奮闘する姿が描かれます。

愛読者カードより

    • IBBY(国際児童図書評議会)での、美智子皇后のスピーチをお聞きしてすぐ、IBBYの創設者の自伝である本書を買い求めました。本が好きだから、子どもが好きだからというだけではなく、子どもとともに未来を創り歩み続けるレップマンの生き方に圧倒されました。私の大切な本の1冊になりました。(長野県 E・Yさん)
    • 日本の子どもの置かれている環境は、一応平和で豊かではありますが、心の平安が十分かと言えば、そうではないように思えます。こうした状況の中で、絵本の力を信じて読み聞かせを行っています。時にくじけそうになっても、本書によって勇気づけられます。(東京都 S・Kさん)

作者と国際児童図書評議会について/目次

【イェラ・レップマンさん(1891-1970)について】
 ドイツに生まれ、ジャーナリストとして活躍するも、ヒトラー台頭と共に二人の子どもを連れてロンドンに亡命。1945年ドイツ進駐の米軍に請われて「女性と子どもの文化的・教育的問題に対するアドバイザー」としてドイツに帰国。ミュンヘン国際児童図書館(IJB)や国際児童図書評議会(IBBY)の設立など、子どもと本のために心血を注ぐ。
 エーリッヒ・ケストナーとの親交も厚く、『動物会議』(岩波書店)もレップマンの協力なしには生まれてこなかった作品である。


【国際児童図書評議会(IBBY)について】
 「子どもの本を通しての国際理解」を目指して設立され、「国際アンデルセン賞」などの選考・授与、機関誌の発行、識字運動、障害児のためのプロジェクトなどの活動を行っている国際的な組織。2003年に設立50周年を迎える。1998年のニューデリー大会で、皇后美智子様が子ども時代の読書の思い出について語られた基調講演録『橋をかける』(すえもりブックス)は、大きな反響を呼んだ。日本支部にJBBYがある。


【目次】

日本語版によせて……国際児童図書評議会(IBBY)元会長 島多代

I 母国ドイツへ
旅立ち/ロンドンで/アメリカ軍司令部からの要請/はじめての軍隊生活/ドイツ各地への視察旅行/「精神の栄養」を子どもたちへ

II 戦後ドイツの人々
廃墟の中の子どもたち/国際児童図書展を提案/ラジオスターの発掘/クリスマスの奇跡

III 国際児童図書展
世界各国からの贈りもの/エリノア・ルーズヴェルトの訪問/うれしい知らせ/子どもの絵/国際児童図書展の開会式/展覧会のお客さま/二大都市での展覧会/ベルリンでの展覧会/クリスマスの三つの贈りもの

IV 戦後ドイツでの仕事
隠れた同居人/「ホイテ」誌編集部/おやすみなさいのお話/『動物会議』の誕生/ドイツの学生たち/ユーディ・メニューインのコンサート/展覧会から図書館へ

V アメリカ講演旅行
ロックフェラー財団からの招待状/アメリカ児童教育協会の会議/図書館の後援者との出会い/ニューヨーク視察/エリノア・ルーズヴェルトとの再会

VI 子どもの本を通して広がる世界
図書館の建物を探す/ドイツの復興/図書館設立に向けて/「ミュンヘン国際児童図書館」開館/絵本の部屋/若き批評家たち/戦後の混血児問題/両親の夕べ/催しは続く/子どもの絵画アトリエ/子どもの自画像展/青少年国際連合/企業内の国際児童図書館への提言/図書館の訪問客/子どもの本の国際会議/国際児童図書評議会(IBBY)設立/国際アンデルセン賞/官庁との軋轢

VII ドイツから世界へ
中東への旅/トルコ/レバノン/イラン/世界に架かる子どもの本の橋

訳注

あとがき……財団法人 東京子ども図書館理事長 松岡享子

訳者あとがき……森本真実

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