新刊のご案内
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こぐま社の最新刊の情報をお届けしています。

4歳から おくはらゆめの ようかいかるた

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ゆかいなようかい46種、大集合!!

おくはらゆめさんが描く、ゆかいでかわいい妖怪たちのかるたができました! 

大人気絵本『ようかいしりとり』からもわかるように、おくはらさんの妖怪の絵は、なんといっても親しみやすさが一番の魅力。

今回のかるたでも、友だちになれそうと思えるような妖怪たちを、たっぷり描いてくださいました。

 

読み札あいうえお46音は、すべて妖怪の名前から始めて、その妖怪を易しい、リズミカルな文で紹介しています。

なかには、「けさらんぱさらん ふわふわ ただよう なにもしない」「しろうねり しょうたいは くっさい ぞうきん」のように思わずクスッと笑ってしまう文章も。

妖怪をいくつとれるか、ぜひ競い合って、お楽しみください!

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編集部より

子どもたちはいつの時代も、おばけや妖怪に興味しんしん! 怖がりながらも見たい・知りたいと思うのは、

そこに人々の心や暮らしの歴史がつまっているからでしょうか。

実際に小さい子どもたちにかるたで遊んでみてもらったところ、まだ字を読むのがおぼつかない子でも、

妖怪の姿を知っていれば、絵で取り札を探せるようです。

遊びながら文字のかたちに親しめるのも、かるたの良さですね。

お正月、あるいはそれ以外の機会でも、この「ようかいかるた」でたくさん遊んでもらえたらうれしいです。

 

1歳から おいもちゃん

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樋勝朋巳のあかちゃん絵本 第2弾!

チキカン、チキカン、チキカングー!

謎のリズム旋風を巻き起こした前作『チキカングー』から2年。

樋勝朋巳のあかちゃん絵本 第2弾の主役は、前作の登場人物の中でも

ひときわ異彩を放っていた“おいもちゃん”。

物語は唐突に、「あーん、もう くつした ぬいじゃうぞ!」と、

おいもちゃんが愛用の白ソックスを脱ぎ捨てるところからスタート。

さてさて、どんなお話になりますやら……。

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編集部より

イヌ、ネコ、人間、おいも……? ちょっとヘンテコなメンバーですが、小さい子たちにとっては、みんなみんなただのお友だち。なんの垣根もなく、困っている人がいればそっと寄り添う……今回も、そんな限りなくやさしい世界を、樋勝さんらしくユーモラスに描いてくださいました。絵本に挟んである「作者のことば」の裏面には、制作時にボツになった『おいもちゃん』のアイデアを漫画にして収録。そちらもぜひお楽しみください♪

3歳から もぐちゃんのおさんぽ

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お散歩ファッションにもご注目!

そよ風の気持ちいい日、もぐちゃん一家がお散歩に出かけます。

お日様がちょっと苦手なので、それぞれ帽子にサングラス、パラソルを持って完全防備!

パラソルの模様がみんな違って色とりどりなのにも、実は訳があるんです……。

さあ、もぐちゃんと一緒に、お散歩にレッツゴー!

少し長めのストーリー絵本の入口にぴったりの一冊です。

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編集部より

このお話は、作者のたかどのさんが東京で地下鉄に乗って、エレベーターやエスカレーターを乗り継いで地上に出た時、まあなんて深いところにいたのかしら、ともぐらの気持ちになったところから着想を得たそうです。当初は、幼い子向けに地上に出る方法がメインテーマのお話でしたが、せっかくだからとお散歩途中のエピソードも加えてもらったところ、おもしろさが二倍になってもぐちゃんたちが生き生きと動き出しました。ちょっぴりヘンテコでとびきり楽しいたかどのほうこワールドを、ぜひお楽しみください!

3歳から どっちどっち ほいくえん

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「自分で選ぶ」って、うれしい! たのしい!!

「どっちどっち ほいくえん」は、いろんなことを自分で選べる保育園。園の1日の流れに沿って、「どっち どっち? どっちがいい?」の呼びかけとともに、2択が示されます。そしてそれは、給食は毎日カレーか、毎日アイスかという、究極(!?)の選択をはじめとして、「どっちを選んでもとびきり楽しい!」2択なのです。

まだ言葉がおぼつかない小さなお子さんでも、「どっち?」と問いかけられると、選んで、自分の思いを表現することができます。自我を主張したくなる年頃のお子さんたちに、「自分で選ぶ」うれしさを感じていただける1冊です!

 

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編集部より

作者のふくださんは、現役保育士でもあります。ご経験を活かして、絵本の中に、踊ること、ぎゅっとしてもらうこと、おままごとや長~いすべり台など、小さな子どもたちの大好きなものごとを、こまやかに織り込んでくださいました。入園や進級をひかえたこの時期、プレゼントにもぜひどうぞ!

4歳から 馬場のぼるのおえかき教室

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自由に、自分らしい絵を

絵を描くときに一番大切なことは、自分が自分らしい絵を描くということです。

ーこの絵本の冒頭で、馬場のぼる先生はこんなふうに語りかけます。

 

そう。上手に描こうとしなくていいんです。自分らしく、楽しく描くことが大事。馬場先生が、親しみやすい丁寧な語り口で、絵の描き方を図解してくれるこの絵本。「絵は苦手で……」という大人の方も、この絵本を見ながら、絵を描くことの楽しさをあらためて感じてもらえたらと思います。

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編集部より

この絵本は、1968年に実業之日本社より発行された『誰でも描ける 3分間マンガ』(馬場のぼる著)を、子どもにも楽しんでもらえるよう絵本の形で再構成したものです。もとの本は大人向けの新書シリーズで、エッセイの部分も多かったのですが、本書ではイラストの描き方をメインに、子どもになじみのある動物を選んで掲載しました。

2歳から へんしん!

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身近な生きものの変化と成長!

絵本『だっぴ!』で人気の北村直子さんの新作です。

登場するのは、カエル、ホタル、チョウ、カ、クワガタ。それぞれが、「もりもり」食べて、静かなときを経て、鮮やかに「へんしん!」します。成長につれてドラマチックに姿を変える様子を、リズムにのせてユーモラスに描きました。

生きものたちが活発に動き出すこれからの季節、ぜひ小さなお子さんとご覧になってみてください!

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編集部より

作者の北村直子さんは、東京都武蔵野市にある井の頭自然文化園で、デザイナーとして、園のポスターや園内の看板を手がけられています。そんな北村さんの描く生きものたちは、正確で簡潔、そして親しみやすく、生命力に満ちています。

本書が、みなさまへ、自然のふしぎや面白さをお届けできますように。

3歳から あったらいいね

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あったらいいもの大集合〜

『ねずみさんのながいパン』などのロングセラー絵本で知られる多田ヒロシの最新刊は、子どもたちが「あったらいいな〜」と夢見るものをたくさん集めた楽しい絵本。“パンのベッド”や“マシュマロの雪”などは大人でもうっとりしてしまいそうですが、“頭をなでてくれるお地蔵さん”や、“エスカレーターつきの滑り台”など、ちょっとヘンテコでおもしろいアイデアも。

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編集部より

86歳の多田ヒロシ先生ですが、その感性は驚くほどみずみずしく独創的。特に神社やお地蔵さん、縁日など日本的なモチーフを扱ったユニークなアイデアには、他にはない絶妙なおもしろさがあります。この絵本ができるまでに先生が描かれたラフは、なんと300枚以上! 皆さんもぜひ、自分だけの「あったらいいね」を考えてみてくださいね。

4歳から ぼくのじゃがいも

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じゃがいもがペットに!?

どうしてもペットがほしい!! そんなアルバートに、ある日パパがプレゼントをくれました。包みをあけてみると、でてきたのはなんと、じゃがいも! 「ペットのおじゃがくんだ」とパパはいいます。

 

意外なできごとが、これまた予想のつかないできごとを呼び、読者を飽きさせません。最後は、じゃがいもならではの、伸びやかな生命力を感じさせられるハッピーエンド。

読み聞かせにもぴったりな、イギリスの翻訳絵本です。

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編集部より

じゃがいものくぼみって、ながめていると、顔のようにも見えてきませんか。画家のモモコ・アベさんは、「確かにそう見えるかもしれない」と思えそうなさりげなさで、「おじゃが」の表情を描いています。

ゆかいな物語は、多くの児童文学作品を手がけるジョシュ・レイシーさんによるもの。絵本『すいかのたね』をはじめとして、楽しくリズムある文章を得意とするみやさかひろみさんが、今回も絶妙なことばで訳してくださいました。

ぜひ、読んでみてくださいね!

4歳から わたし おねえちゃんになります

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あかちゃんがやってきたら、何してあげよう

本書は、作者あいざわさんのデビュー作です。イタリア・ボローニャ国際原画展に入選した作品をもとに、絵本をつくりました。
入選作を見たとき、包みこまれるようなあたたかさ、優しさが心の中に流れ込んでくるように感じました。こんな絵を子どもたちに見せてあげたいなあ、と思ったのが企画のきっかけです。
多くの方に手にとっていただければと願っています。

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編集部より

春を連れてきてくれるような、ふわっとあたたかい絵の絵本を刊行しました。
主人公は、「うたちゃん」という女の子。もうすぐ、うたちゃんの家にはあかちゃんがやってきます。「あかちゃんに何をしてあげたらいいのかな」と思案するうたちゃんは、森の動物に、いいこと思いついたらお手紙ちょうだい、と呼びかけました。動物たちとのやりとりを通して、心の中であかちゃんを楽しみに待つ気持ちをふくらませていく様子を描きます。

4歳から ニットやさんのムームー

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あたたかな冬の贈り物に

自由に形を変えたり、いろいろな模様を編み込んだり、ほどいて編み直すこともできる〝ニット〟を軸に、自然体でおおらかなムームーさんが、町のみんなをつなぎ、ともに困難を切り抜けていく様子を丁寧に描いた物語です。

お話の最後には、小さなクリスマスツリーも登場し、冬の贈り物にもピッタリの絵本になりました。

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編集部より

大切な人が寒くないように、風邪をひかないように……。編み物という手仕事は、誰かの健康や幸せを願いながら行う作業でもあるように思います。目に見えない小さな悩みや困りごとに、そっと気づいて寄り添えるような人でありたい、そういう社会であってほしい……作者のタカハシさんは、そんな願いを込めて、ひと目ひと目ニットを編むように、この絵本を描いてくださいました。

1歳から チキカングー

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おどりたくなるハッピー絵本

この絵本は、『きょうはマラカスのひ』(福音館書店刊)などのユニークな作風で知られる樋勝朋巳さんの、はじめての赤ちゃん絵本です。

 

それにしても、「チキカングー」とはいったい何なのでしょう??

その答えは……わかりません(笑)

ただ、どんな人がどんな声で読んでも、なんだかじわじわと楽しくなってくる……「チキカングー」とはそんな魔法のハッピーワード。おかしな登場人物たちと一緒に、皆さんもぜひ「チキカングー!」してみてくださいね。

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編集部より

全ページを通して画面の下に引かれた一本の線は、生まれてきた全ての赤ちゃんたちがこれから歩いてゆく道。樋勝さんは、小さい人たちを精一杯歓迎するように、この作品に向き合ってくださいました。初版時のみ絵本に挟んである「作者のことば」には、そんな樋勝さんの思いが書かれていますので、そちらもぜひ読んでみてください。

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