しろくまちゃん ぱんかいに
お母さんと買い物に行ったしろくまちゃん。途中、抱っこでポストに手紙を入れたり、ケーキを買ってもらえずに泣いたり。帰りには公園のすべり台に夢中になったり…。そんな姿が子どもたちの共感を呼んでいます。
愛読者カードより
- 3歳の息子はお出かけ大好き。ハガキを投函するのも、お買い物も、すべり台で遊ぶのも大好き。買い物に行って欲しい物を買ってもらえなかった経験からか、『しろくまちゃん ぱんかいに』のしろくまちゃんに共感するところがあって気に入った様子です。「もう1回、もう1回」と何度も読まされました。すると次の日には、絵本のフレーズを覚えていて、「あと さんかい すべったら かえるのよ」と言いながら、すべり台で遊んでいました。それから、使う場面ではないところで、「おかあさんの けちんぼっ!」なんて言われたこともありました(笑)。これからも、母も子も楽しめる絵本を楽しみにしています。(大阪府 T・Mさん)
- 『しろくまちゃん ぱんかいに』は、2歳3ヵ月の長男と本の中の生活の様子が全く同じで、長男は、自分と同じようにポストに手紙を投函する、買い物に行く、すべり台をすべるしろくまちゃんを、友だちのように感じている様子でした。10ヵ月の次男も、内容こそわからないものの絵を見てニコニコ笑い、自分でページをめくって遊んでいました。息子ふたり、年子の子育てで、毎日疲れてやさしさを失いかけていた私ですが、しろくまちゃんのお母さんの決して押しつけではないやさしい心に触れて、自分自身このままではダメと気づき、子どもに対する接し方を改めるきっかけになりました。親も子も、このシリーズの本に育てられていると実感しています。(兵庫県 N・Hさん)
- 『しろくまちゃん ぱんかいに』では、ポストやスーパー、すべり台など身近にあるものがいろいろ出てくるので理解しやすかったようです。でも、3歳の息子は、しろくまちゃんがスーパーでバナナを見ているページで、「子どもがひとりだね。ママどこに行っちゃったの?」と質問してきました。ひとりでスーパーにいるのが不安だったようで、「ママはすぐ後ろにいると思うよ」と答えました。これからも、日常生活を描いた絵本を読んであげようと思います。(北海道 R・I さん)