子どもに語る グリムの昔話1
原文に忠実な翻訳で、素朴で骨太なグリムの魅力を伝えます。練られた訳文は、声に出して読みやすく、聞いているとお話の情景が浮かんでくると好評です。
愛読者カードより
- 訳がたいへん読みやすいのにまず驚きました。親しみのあるグリム童話のはずが、まったく新しいお話のように思われました。グリムの絵本も、なるべく選んで読み聞かせてきたつもりでしたが、今では、どのグリムの絵本もどこか違ってしまっているという感じが強くなりました。細やかな言葉使いは、画家のすばらしい絵もしのぐほどリアリティを感じさせるものだと改めて思いました。(岐阜県 Y・Yさん)
- 今までは、子どもに絵本を読んでおりましたが、この本は、おふとんの中で、いろいろと情景を思い浮かべながら静かに聞き入っているようです。子どもたちは、毎晩読んでもらえるのを楽しみにしています。(福岡県 K・Aさん)
- 本のサイズが手頃で、厚さもちょうどよく、子どもに読んでやる時にも、また、子ども(小学二年生)が自分で読むのにも持ちやすく気に入りました。装幀もすてきで、また、ひとつひとつのお話が長すぎず読みやすいです。前から知っている話でもまたなつかしく、忘れていたところもあり、楽しく読んでおります。子どもも一所懸命読んでいます。(大阪府 J・Mさん)
収録話
おおかみと七ひきの子やぎ
おいしいおかゆ
ホレおばさん
おどっておどってぼろぼろになったくつ
ルンぺルシュティルツヘン
金の鳥
つぐみひげの王さま
熊の皮を着た男
鳴いてはねるひばり
ならずもの
マリアの子
がちょう番の娘
全12話収録
付録・小冊子「グリムを語る」vol.1(松岡享子)