子どもに語る グリムの昔話4
原文に忠実な翻訳で、素朴で骨太なグリムの魅力を伝えます。練られた訳文は、声に出して読みやすく、聞いているとお話の情景が浮かんでくると好評です。
愛読者カードより
- 毎夜、子どもに「あともうひとつ!」とせがまれては読んでおります。付録の「グリムを語る」も、実に味わい深く拝見しました。幼い子どもを対象とした読み聞かせのボランティアをしておりますが、今度は“語り”をやりたい!と、深く決心していますので、全編なめるように読んでおります。短いお話から覚えてみたいと思っています。(栃木県 N・Tさん)
- 本の厚さ、大きさが手頃で、字の大きさ、ページの色が読みやすい。表紙の装幀も古典的で、無駄な絵がなく、いかにも“本”という感じがして、大変好感がもてる。(東京都 A・Sさん)
- グリムの昔話は、すでに完訳版を持っていたのですが、どうも読み聞かせをするには向いていなくて、何か適当なものはないかと思っていた時に、このシリーズに出会いました。“語る”ことを前提に訳されているだけあって、子どもが聞いてわかりやすいのが気に入りました。(三重県 H・Gさん)
収録話
ブレーメンの音楽隊
森の家
しらみとのみ
わらとすみとそら豆
灰かぶり
はちの女王
かれい
死神の名付け親
いさましいちびの仕立てや
金の毛が三本ある悪魔
マレーンひめ
全11話収録
付録・小冊子「グリムを語る」vol.4(釘宮礼子)